長い将棋会の歴史においても、記録的な長さで注目を集めている第5期叡王戦七番勝負。「七番勝負」と言いつつ、第6局まで終えて永瀬拓矢叡王(王座、27)と豊島将之竜王・名人(30)は、2勝2敗2持将棋で五分の星。明日8月10日に行われる第7局でも決着がつかず、最短でも第8局までかかることが決まっている。千日手1回、持将棋2回、200手超が3局という異例のシリーズに、日本将棋連盟は8月7日、第8局・第9局の開催概要に加え、指し直し等に関する特別ルールを発表した。