大谷翔平、不振要因を現地中継が指摘 甘い球は1試合で“わずか1球”という驚きのデータに「配球厳しい」同情的な声も
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【米大リーグ】ホワイトソックス2-3エンゼルス(9月15日・日本時間16日 シカゴ/ギャランティード・レイト・フィールド)

 エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」でホワイトソックス戦に先発出場。空振り三振、一ゴロ、二ゴロ、遊ゴロ、空振り三振と5打数無安打に終わったが、チームは2対3で勝利した。2試合連続ノーヒットとスランプ気味の大谷だが、現地映像では前日の試合における大谷への配球が紹介され、そのストライク率の低さも注目を集めている。

【映像】現地中継が大谷不振の原因を徹底分析

 今季ここまで44本のホームランを放っている大谷は、45本で1位のゲレロJr.(ブルージェイズ)、44本で2位タイのペレス(ロイヤルズ)と熾烈なタイトル争いを展開している。しかし前日までの直近10試合でゲレロJr.が6本、ペレスが5本と量産体制に入っているのに対して、大谷は同2本とややペースダウン。シーズン中盤は.280前後だった打率も.250台まで低下し、比例して三振数も増加するなど、現代野球では前例のない投打二刀流によって蓄積した疲労の影響などが指摘されている。

 5回の第3打席では、フルカウントからインコースのボールに詰まらされて平凡なセカンドゴロに倒れた大谷。この場面では現地中継がコンタクトの瞬間に頭部が後方に引っ張られるように傾いていることが不調の要因とする解説を展開し、視聴者からも「ヘッドアップしてる」「顎上がってる」「打つ前に体が起きちゃうんだよね」などといった指摘が相次いだ。

大谷翔平、不振要因を現地中継が指摘 甘い球は1試合で“わずか1球”という驚きのデータに「配球厳しい」同情的な声も
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 また、現地映像では前日の試合での大谷に対する配球が紹介された。全21球中、ストライクゾーンに投じられたボールはわずか7球。打ちごろと言える中心付近のボールは1球のみで、相手バッテリーの大谷への警戒度の高さと同時に、そもそもヒットチャンス自体が少ないことを指摘した。

 同映像を見たファンからは「配球厳しい」「良い球来ないなー」「こんなに徹底されるときつい」といった同情的な声も。この日の第3打席の二ゴロも、内角のボール球にやや強引に手を出して凡打に倒れた大谷。本塁打王のタイトルを意識してか、このところ積極的に振りにいく姿勢が目立つ一方、相手バッテリーの「悪球攻め」に対してはしっかりとボールを見極める必要がありそうだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

【映像】現地中継が大谷不振の原因を徹底分析
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甘い球は1試合でわずか1球という驚きのデータも
【映像】「これよ大谷さん」ファンを唸らせた一発
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SPOZONE
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