“大谷翔平シフト”が招いた珍事! 「あ、野手がいない…」相手投手が自らファウルを猛追、“あわや”ベンチ突入の危機
【映像】ABEMAでみる

【米大リーグ】エンゼルス5―6マリナーズ(日本時間25日 アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。初回の第1打席こそ勝負の末に空振り三振に倒れたものの、その後は2つの申告敬遠を含む4四球。直近3試合で15打席11四球という“四球攻め”に苦しみ、フラストレーションが募ったスタジアムのファンからはその都度、大ブーイングが起こった。後味の悪い試合においては、相手野手の大胆な“大谷シフト”がある珍事を引き起こす場面も。大谷が7回に迎えた第4打席でファウルフライを打ち上げると、偏った守備位置によって味方野手の不在を察知した投手が自ら激走。あわやエ軍ベンチに突入という危機一髪の珍事にファンからは「必死w」「シフトの弊害」などの声に加え、全力プレーのルーキーに対して「ケガするからやめておけ」など、心配の声まで聞かれた。

【映像】“あわや”ベンチ突入の珍事

 ここまで空振り三振、申告敬遠、四球、無死一塁の場面で迎えた大谷の7回の第4打席。対するはマ軍左腕・ルーキーのミシェビッチ。初球は80マイル(約128キロ)の変化球がインハイに抜けて1ボール。続く2球目、81マイル(約130キロ)の変化球は肩口から真ん中寄りにやや甘く入ったものの、大谷はこれをミスショット。打球は三塁側へのファウルフライとなった。
 
 打球が打ち上がった瞬間、三塁側に視線を送ったミシェビッチが一転、猛ダッシュを開始。マ軍内野手が“大谷シフト”を敷いていたこともあり、三塁手のシーガーは“ほぼ”ショートのポジションに。そのため、三塁が“ガラ空き”であることを確認したミシェビッチはファウルフライを猛追。あわやエンゼルスのベンチに飛び込もうかという勢いにABEMAで解説を務めた元メジャーの井川慶氏は「お、ピッチャーが行きましたね」と驚いた様子。

 実況のAKI猪瀬氏が「日米共通、ピッチャーは打球処理してはダメですよね」と応じると井川氏は「そうですね…ただ、寄ってたんで」と仕方ない対応だったとの認識を示した。マ軍ルーキー投手の全力プレーを見た視聴者からは「必死w」「シフトの弊害」「ケガするからやめておけ」など、様々な反響が寄せられていた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

【映像】“あわや”ベンチ突入の珍事
【映像】“あわや”ベンチ突入の珍事
【映像】敬遠に呆れ、バットボーイにちょっかいを出す大谷翔平