【米大リーグ】レンジャーズ-エンゼルス(9月28日・日本時間29日 アーリントン)
エンゼルス大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場した試合で、レンジャーズのライトを守るガルシアが、超メジャー級のスーパープレイを見せた。高い身体能力だけでなく、打者の打球方向などをしっかり把握した極端なシフトで生まれた好守備に、実況席でも「鬼シフト!」「すごい!」と驚きの声が飛び交った。
【動画】超メジャー級のスーパープレイ
大谷でも目を見張るような好プレーが飛び出したのは2回。9番を打つエンゼルスのフレッチャーは、極端なダウンスイングにより、低い打球をライト方向に量産することで知られる打者。この打席でも4球目のファウルは、その打撃傾向をそのまま示すようなファウル。これを見てかライトのガルシアは、ライト線にかなり寄った極端なシフトを敷いた。これについて、中継していたABEMAでは、解説を務めたメジャーリーグのアナリスト・福島良一氏が「ピッチャーが打席に立っているような守備位置。ひょっとしたらライトゴロ狙っていますよ。フレッチャーはこの当たりにヒットを打つんですよ」と指摘していた。
すると続く5球目は、直前よりもさらに低いライナー性の打球でファウルゾーンへ。これにガルシアが俊敏の反応。迫るフェンスを恐れもせず、目一杯に左手を伸ばして、フェンスぎりぎりでスーパーキャッチ。直後にフェンスに激突したものの、けがなくベンチに引き上げ、地元ファンからの大歓声を浴びた。
このプレーに実況席も大興奮。実況の近藤祐司アナが「鬼のシフトに捕まりました!」と叫べば、福島氏も「すごい!」と感嘆。ファンからも「ライナー狙ってた!」「これはすげぇ」「これは年間のリプレイで出るレベルだわ」と絶賛の声が止まらなかった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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