自打球が“あわや内野安打”の珍プレイに川崎宗則氏「クリロナばりのダブルタッチ」
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【米大リーグ】ドジャース2-4ブレーブス(日本時間24日/アトランタ)

 ナ・リーグのリーグ優勝決定シリーズ、ドジャースvsブレーブス。ブレーブスがE・ロサリオの2ランホームランなどでドジャースを破り、22年ぶりとなるワールドシリーズ進出を決めた。この試合、1-1の同点で迎えた4回裏にブレーブスのピダーソンが見せた“ある珍プレイ”が、視聴者の間で話題となっている。

【映像】自打球があわや内野安打の珍事

 1-1の同点で迎えた4回裏ブレーブスの攻撃、先頭は6番ピダーソン。ドジャース先発・ビューラーが投じた3球目、内角高めのカットボールをピダーソンが強引にスイング。すると、ボールは三塁前へと転がるボテボテのゴロとなった。しかし、極端な右寄りシフトだったためか、ガラ空きとなっている三塁付近をボールが転々とすることに。

 これを見て、打ったピダーソンは悠然と一塁へと到達。あわよくば二塁も…といった素振りを見せていたものの、この“内野安打に見える”プレイ、打球がフィールドへと転がる前にピダーソンの太もも、足首付近に二度当たっている自打球だったのだ。

 これにはABEMAで解説を務めた川崎宗則氏(栃木ゴールデンブレーブス)も「本人も上手かったですよね。見てください(笑)クリスティアーノ・ロナウドばりのダブルタッチしてますよね」と、苦笑しつつコメント。視聴者からも「わざと走ったな笑」「めちゃ当たってる」「達川打法w」「演技派」「がっつり当たってて草」といった声が相次いだ。

 ある意味、“演技派”ともいえるピダーソンによるこのプレイに、ドジャースベンチが動かぬはずもなく、ロバーツ監督は勢い良くベンチを飛び出して猛アピール。アンパイアもこれを受け入れ、カウント2-2から再開となり、その後、ピダーソンは空振り三振に倒れた。

 このように、選手たちのプレイを1球、1球しっかりと見た上で、おかしいと感じればすぐに監督自ら抗議することに川崎氏は「こういうのが早いのが、メジャーリーグの監督さんのいいところですよね」と指摘。その上で「メジャーの監督たちは、ちゃんと自分たちの選手が平等にジャッジしてくれているかっていう、アンパイアをちゃんと見ているんですよね。それが仕事だと。選手・コーチが言っちゃいけないというルールがあるんですよ」とメジャーならではのルール・慣習についても解説した。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

【映像】自打球があわや内野安打の珍事
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