元・北海道日本ハムファイターズの新庄剛志氏が、同チームの新監督として就任することが発表されたことを受け、現役時代に同じパ・リーグで対戦したことのある里崎智也氏(元・千葉ロッテマリーンズ)がコメントした。
10月29日、北海道日本ハムファイターズは、今季限りで勇退する栗山英樹監督の後任として、新庄剛志氏が新監督に就任することを発表。新庄氏本人も自身のTwitter上で「たった今北海道日本ハムファイターズの監督に就任する事が決まりました。プロ野球の存在意義は そこの街に住む人達の暮らしが少しだけ彩られたり、単調な生活を少しだけ豊かにする事に他なりません その裏側に誰を笑顔にするのかを常に心に秘めて 新庄剛志らしく突き進んで生きます!」と、自身の想いを綴っている。
こうした新庄氏の監督就任について里崎氏は、「日本ハムも最近ちょっと低迷していますし…ちょっと明るさもないというところでね」と、日本ハムのチーム事情について触れる形で語りはじめると、「新庄さんがパ・リーグにメジャーから帰ってきたとき、忘れませんよ。『これからはパ・リーグです!』と。現実的に、本当にパ・リーグの時代になりましたからね。北海道へ行って、日本ハムを日本一にするって言って、なったじゃないですか。現実にしてきている」と、2003年オフに新庄氏がメジャーリーグから日本ハム入りした当時を振り返りつつ、その後の“有言実行”ぶりを称賛する形でコメント。
そうした上で里崎氏は、「今のパ・リーグがあるのは、選手では新庄さん、監督ではボビー・バレンタインのおかげやと思うんですよ。いろんなファンサービスも含めて」と、千葉ロッテの監督を2度に渡ってつとめ、グランド上での采配ぶりはもちろんのこと、ファンとの一体感を重視したチームづくりを行ったことで知られるボビー・バレンタイン氏。そんなバレンタイン氏が監督をつとめたニューヨーク・メッツに在籍し、師弟関係にあった新庄氏が、リーグ全体を盛り上げた功績の大きさについて言及しつつ、「その新庄さんが帰ってくるわけでしょ。またパ・リーグがアツくなっちゃいますね」と期待を込めた様子でコメントした。(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)