【米大リーグ】アストロズ0-7ブレーブス(日本時間3日/ヒューストン)
ブレーブスが1995年以来26年ぶり4度目の頂点に立った米大リーグのワールドシリーズ第6戦で、あまりにも低いボールをストライクと判定され三振に倒れたバッターが、あまりにも悲しそうな顔を見せる場面があった。
【動画】低すぎる球で見逃し三振に悲しみ
6-0で迎えた5回のアストロズの攻撃で、7番ブレグマンが打席に入った。マウンド上には、ブレーブス先発のフリード。フリードは1回にバッターランナーに右足首を踏まれるアクシデントがあり心配されたが、2回以降は気迫のこもったピッチングでアストロズ打線を抑え込んでいた。この回も、投げる際に気合の声が漏れる投球で先頭のタッカーから空振り三振を奪うと、ブレグマンに対しても声を出しながら渾身の球を投げ込む。フルカウントから投げた変化球は真ん中低めに外れたように見えたが、球審はストライクをコール。自信を持って見逃したブレグマンだったが、判定に驚きつつ、球審に確認するととぼとぼとベンチに帰っていった。
リプレーで見ると、ゾーンからかなり低く外れた球だったため、ABEMAのコメント欄には「これは駄目だろ」「これはボール」といった声があがり、解説を務めた元メジャーリーガーの川崎宗則氏も「今のはブレグマンも見切ったんですけど、フリードの球の勢いがアンパイアの腕をあげさせた」と推察した。また、「球審もフリードの気迫にのまれとる」「球審の気合負け」というコメントに対し、川崎氏も「そう!フリードの覇気だ。おっしゃる通りだ」と同調した。
いずれにせよ、ブレグマンにとっては納得のいく判定ではなかったに違いない。「くやしい」「流石に低すぎ」「こんなんで打てるかっ」といったコメントとともに、ブレグマンが見せたあまりにも悲しそうな表情が印象的なシーンとなった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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