ミス・パーフェクトと称させるMリーガーきっての美人雀士は、長考時の表情も美しい。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」12月28日の第2試合では、セガサミーフェニックスの東城りお(連盟)が粘りの末に価値あるトップ。その闘牌と豊かな表情でファンを喜ばせた。
この試合は、起家からU-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)、EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)、東城、赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)の並びで始まった。東1局は亜樹が園田から8000点、東2局は園田が8000点をツモ。高打点が続く中で迎えた東3局では、親の東城がリーチ・一発・ツモ・發・ドラ2・裏ドラの跳満・1万8000点を完成させた。東4局で親の園田にやはり跳満・1万8000点をアガられてトップ目から陥落すると、南2局ではリーチ・ツモ・ドラの4000点(+300点)アガって逆転。その後はお互いを探り合うかのような展開が続き、東城は長考の回数が増えた。
特に自身が親の南3局、タンヤオ・赤の2900点をアガッた以降は流局が続き、テンパイで親流れを阻止し続けた東城は長考を連発。その都度、苦悩する表情がカメラに映し出されると、ファンからは「りおたんのほっぺは神」「美しすぎる」「美人さんだねぇ」「悩んだ表情も可愛い」といったコメントが殺到した。結果的にオーラスでも西の地獄単騎待ちから七対子の1600点をアガって自ら幕を下ろした東城は、「なんとか守りきれたかな」と笑顔。インタビューで勝利が決まった瞬間について問われると、「あー、終わった」「これでいい年を迎えられるなって思いました」と答えた。
「めちゃめちゃ長考が多くて、すみません」。インタビュー中に反省した東城だったが、その長考は「どうしてもトップを取りたかった」という、強い気持ちの表れ。個人連勝よりもチームポイントを意識した対局中の表情から一転、その目標を達成して喜びの表情を浮かべると、ここでもファンを「かわいいなぁ」「えくぼがいいね~」「メロメロになりました」と熱狂させた。
【第2試合結果】
1位 セガサミーフェニックス・東城りお(連盟)3万5900点/+55.9
2位 赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)3万200点/+10.2
3位 U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)2万5100点/▲14.9
4位 EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)8800点/▲51.2
【12月28日終了時点での成績】
1位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +350.3(50/90)
2位 EX風林火山 +227.0(50/90)
3位 KADOKAWAサクラナイツ +127.9(50/90)
4位 セガサミーフェニックス +92.1(50/90)
5位 渋谷ABEMAS +22.5(50/90)
6位 U-NEXT Pirates +6.5(50/90)
7位 赤坂ドリブンズ ▲239.3(50/90)
8位 TEAM雷電 ▲587.0(50/90)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)







