＜大相撲一月場所＞◇十二日目◇20日◇東京・両国国技館
前頭二枚目・宇良（木瀬）が前頭十三枚目・豊山（時津風）を押し出して6勝目となる勝ち星を挙げた。勝った宇良は土俵際で胸を張るように何とも言えない笑顔を見せ、視聴者から「むふふ顔」「顔に出ちゃうよねｗ」といった声が寄せられた。
立ち合い両手を突き出して懐に潜るタイミングをうかがった宇良。これを押し返して土俵中央へと戻した豊山だったが、潜り込んだ宇良がまわしに手をかけて右を差すと、そのまま前進して豊山を押し出した。
勝った宇良は土俵際でぴょこんと両足をそろえると、前傾姿勢になりながらニッコリ。思わず笑みをこぼしながら喜び溢れる表情を浮かべていた。敗れた豊山は今場所負け越しとなる8敗目を喫した。
取組を受けて、ABEMAで解説を務めた元関脇・琴勇輝の君ヶ濱親方は「（豊山は）考えすぎ」「上手く見ていくことは大事なんですけど、見ていきすぎて足が止まってしまっているんですよ」と指摘。続けて自身の現役時代を振り返りつつ「私も宇良と対戦した時に思いましたけど、気がつくと懐に飛び込まれていることもありました。スピードもあります、馬力もあります。今日は宇良がいい相撲を取ったと思います」と語った。
勝負が決したあと、白星に喜ぶ宇良の笑顔が画面に映ると、実況が「最後はこの表情」とコメント。すると視聴者からも「宇良は顔に出ちゃうのよねｗ」「むふふ顔ｗ」「かわいいな」「土俵際かわいかった」といった声が相次いで寄せられた。（ABEMA『大相撲チャンネル』）
