<大相撲一月場所>◇十四日目◇22日◇東京・両国国技館
横綱・照ノ富士(伊勢ヶ濱)が前頭六枚目・阿炎(錣山)に押し出しで敗れ3敗目を喫し、優勝争いから一歩後退。関脇・御嶽海(出羽海)は、前頭七枚目・宝富士(伊勢ヶ濱)を送り出しで下し2敗をキープ、単独首位に躍り出た。
結びの一番で照ノ富士はここまで3敗の阿炎と対戦。阿炎は、立ち合いからひたすら突き放す相撲で、横綱に何もさせず、優勝戦線に踏みとどまった。
つかみ取った大きな金星。この取り組みを受け、ABEMAで解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「阿炎は立ち合いが良かったですね。手の伸ばし方も喉輪も素晴らしかったです」と絶賛。一方の照ノ富士については「横綱踏ん張れなかったですね。やっぱり(十二日目の)明生戦で足を怪我したんですかね。右足を引きずってますから」と状態を心配していた。
一方の御嶽海は宝富士相手に完勝だった。取り組み後、花田氏は「御嶽海は腰の位置が良いんですよ。宝富士が土俵際で残すこともできない。いやぁ、もう素晴らしい相撲でした」と大絶賛していた。
また、阿炎と同じくここまで3敗の前頭十四枚目・琴ノ若(佐渡ヶ嶽)は関脇・隆の勝(常盤山)を上手投げで破り、11勝目を挙げた。
十四日目を終えて優勝争いは2敗の御嶽海、3敗で照ノ富士、阿炎、琴ノ若が星の差一つで追いかける格好となった。千秋楽、御嶽海は照ノ富士との対決に勝利すれば3度目の賜杯、阿炎と琴ノ若の対決も繰り広げられる。(ABEMA『大相撲チャンネル』)
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