プロの将棋界にも徐々に浸透した、持ち時間5分・1手指すごとに5秒加算というフィッシャールール。この超早指しに経験値もある棋士も増えたが、それでもいざ本番で戦うとなると、その指は震え、頭の中も混乱するようだ。「第1回ABEMA師弟トーナメント」予選Bリーグ1回戦・第2試合、チーム谷川とチーム鈴木の対戦が1月22日に放送された。この第3局でチーム谷川・都成竜馬七段(32)とチーム鈴木・鈴木大介九段(47)は、最終盤でもつれる熱戦に。「あーっ!」「いやー、バカ」と対局者が自分の指し手に思わず声を出す、ドタバタ模様の一局となった。