渡辺明棋王、10連覇か 永瀬拓矢王座、4年越しリベンジか 第1局が開始/将棋・棋王戦五番勝負
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 将棋の棋王戦五番勝負第1局が2月6日に行われ、渡辺明棋王(名人、王将、37)と永瀬拓矢王座(29)が午前9時から対局を開始した。永世棋王の称号を持つ渡辺棋王は、今回のシリーズで10連覇を目指す。永瀬王座は2017年度の五番勝負で渡辺棋王にフルセットで敗れて以来、2度目の棋王挑戦だ。

【中継】棋王戦 五番勝負 第一局 渡辺明棋王 対 永瀬拓矢王座

 渡辺棋王は、2000年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組以上:16期)で、第79期名人(A級以上:12期)。タイトル通算29期は歴代4位・現役2位で、棋戦優勝も11回を誇る。現在はALSOK杯王将戦七番勝負で、藤井聡太竜王(王位、叡王、棋聖、19)の挑戦を受けている。棋士の序列でも2位にいる超一流棋士だが、2022年に入ってからは藤井竜王に喫した3敗を含め、5戦全敗と結果が出ていない。

 永瀬王座は、2009年10月に四段昇段。竜王戦1組(1組:5期)で、順位戦A級(A級:1期)。タイトルは通算4期で、棋戦優勝は2回。多くの棋士の中でも、その研究量の豊富さは有名で、また対局でも「負けない将棋」に徹し、千日手・持将棋なども避けない傾向が強い。トップ棋士の対局が続く中、直近10局は8勝2敗と上り調子。4日には、順位戦A級の対局で羽生善治九段(51)に勝利。羽生九段が29期連続で維持したA級からの陥落を決めた相手にもなった。

 持ち時間は各4時間で、振り駒の結果、先手は永瀬王座。第2局以降は先手・後手が交互に入れ替わり、第5局まで進んだ場合は再度振り駒となる。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

第47期 棋王戦 五番勝負 第一局 渡辺明棋王 対 永瀬拓矢王座 | 新しい未来のテレビ | ABEMA
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