将棋のALSOK杯王将戦の七番勝負第4局が2月12日に2日目を迎えた。1日目、藤井聡太竜王(王位、叡王、棋聖、19)が封じた72手目が午前9時ごろに開封され、渡辺明王将(名人、棋王、37)の手番で、対局が再開した。形勢は互角と見られ、持ち時間では渡辺王将が1時間以上リードしている。局面は1日目から早いテンポで進み、攻防も激しく、既に終盤戦といった雰囲気。2日目の午前中から一気に勝負の流れが決まりかねない状況だ。