千田翔太七段、逆転昇級なるか 木村一基九段、残留に踏ん張るか 対局開始/将棋・順位戦B級1組
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 将棋の順位戦B級1組の最終13回戦が3月9日に行われ、木村一基九段(48)と千田翔太七段(27)が午前10時から対局を開始した。木村九段は残留、千田七段は昇級をかけての重要な一局だ。

【中継】順位戦 B級1組13回戦 最終局 4局同時生中継

 木村九段は、1997年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組:13期)、順位戦B級1組(A級:5期)。タイトルは王位で1期、棋戦優勝は2回。相手の攻めを受け潰すような強靭な受けが特徴の棋士で「千駄ヶ谷の受け師」の異名を持つ。対局の放送やイベントでの大盤解説などでもわかりやすく、かつユーモアのあるトークでも人気だ。

 千田七段は、2013年4月に四段昇段。竜王戦2組、順位戦    B級1組。棋戦優勝は、朝日杯将棋オープン戦で1回。タイトル経験こそないものの、通算勝率が.6895と7割近い実力者で、将棋ソフト(AI)での研究を棋士の中でも積極的に取り入れたことから「AI時代の申し子」と表現されることもある。

 前日までに木村九段は3勝8敗で、13人参加の同組で10番手。下位3人が降級するため、ぎりぎりのところで踏みとどまっている。本局に勝てば残留だが、敗れるとB級2組への降級が決まる。また千田七段は8勝3敗で、現在3番手。勝利した上で、トップで9勝2敗の藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、19)か8勝3敗の稲葉陽八段(33)のどちらか1人でも敗れた場合は、千田七段が昇級枠の上位2人に入りA級昇級が決まる。

 持ち時間は各6時間で、先手は千田七段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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【中継】順位戦 B級1組 13回戦 藤井聡太竜王 対 佐々木勇気七段
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