将棋界のスーパーレジェンドが、一つの大きな節目を迎えている。タイトル99期、七冠独占、永世七冠など輝かしい実績を持つ羽生善治九段(51)が名人9期を含め、29期連続した順位戦A級から陥落することになった。厳しい実力世界だとわかりつつ、多くのファンからも羽生九段の降級については寂しがる声が多数見られ、また本人は今後について明らかにしていないものの、A級へ復帰し、再度名人に挑戦してほしいという言葉も集まっている。将棋親善大使を務める乃木坂46の元メンバー伊藤かりんは、降級が決まった対局の後「深夜にちょっと泣きました。ずっと強くいてほしいけれど、時代は少しずつ流れていくのだと…」と、胸が詰まったという。将棋番組にも多数出演し、棋士との距離も近い伊藤は、将棋史に名を残す大棋士の今後に、どんな期待を寄せているのか。