同姓の若手棋士に光るものを見つけた。プロ将棋界の早指し団体戦「第5回ABEMAトーナメント」のドラフト会議が4月2日に放送されリーダー棋士の一人、渡辺明名人(棋王、37)は1巡目に3大会連続で同門の弟弟子、近藤誠也七段(25)を指名、2巡目には渡辺和史五段(27)を抜擢した。絶大な信頼を置く近藤七段は予想範囲内だが、渡辺五段については「先物買いですね」とニヤリ。「今年飛躍するんじゃないかと」と、将来性を見込んでの指名となった。