今年は先輩に教わると決めていた。プロ将棋界の早指し団体戦「第5回ABEMAトーナメント」のドラフト会議が4月2日に放送され、3大会連続してリーダーとして参加する豊島将之九段(31)は1巡目に2度の抽選を外した末に丸山忠久九段(51)、2巡目には深浦康市九段(50)と、いずれも50代の先輩棋士を指名した。会議前から、今回については先輩とチームを組みたいと公言していたが、初志貫徹の結果に。「予定通りです。あまりくじ運はなかったですけど、指名したい方が指名できました」と納得の表情だった。