将棋の名人戦七番勝負の第1局が4月7日に2日目を迎えた。前日6日に渡辺明名人(棋王、37)が封じた57手目が開封された。封じ手は「▲5三銀成」。午前9時すぎに斎藤慎太郎八段(28)の手番で、対局は再開した。形勢は渡辺名人が有利で、持ち時間でも1時間半以上、渡辺名人がリード。2期連続挑戦の斎藤八段は、大事な初戦でどこまで反撃できるか。