【MLB】エンゼルス1-3アストロズ(4月7日・日本時間8日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「1番・投手」で先発出場し、投手として4回2/3を投げ4安打1失点1四球9奪三振の好投ながら、味方の援護に恵まれず今季初黒星を喫した。また打者としては4打数無安打。降板した5回からはDHに変更となって試合に出続ける通称「大谷ルール」がメジャーリーグで初めて適用された。
試合前から「Shohei Ohtani」とコールをされると、スタジアム中からスタンディングオベーションを受けた大谷だが、まずは投手として躍動。1回、初球から100マイル(約161キロ)の速球を投げ込むとスプリット、スライダー、カーブと多彩な変化球を繰り出し、強豪アストロズ打線を翻弄。3回に1点こそ失ったものの、4回2/3で80球を投げ、4者連続を含む毎回の9奪三振をマークした。打線の援護がなく、開幕戦勝利を果たすことはできなかったが、マドン監督から投手交代を告げられマウンドを降りる時には、再びスタジアム中から大歓声で健闘を称えられた。
打者としては、アストロズ先発の左腕・バルデスの好投の前に快音を響かせることができなかった。第1打席は初球から打って出たがショートゴロ。第2打席は緩いカーブに手が出ず、見逃し三振に倒れた。投手として降板後、第3打席はDHとして打席に入ったが、この打席でも緩いカーブに手こずると、真ん中高めに入ってきたところを強振したものの、クリーンヒットすることができずショートフライに倒れた。4打席目は2点差に迫った8回2死三塁で、ライトフェンス際に大飛球を放ったものの、あと少し伸びが足りずライトフライに倒れた。
昨季は投手で9勝、打者として46本塁打と大活躍し、ア・リーグのMVPにも輝いた大谷。この日の歓声を聞いただけでもエンゼルス、さらには全米のメジャーリーグファンが最も注目する選手であることがわかるほど。明日からも、また打者としてDHでの出場が予定されており、今度はバットでさらにファンを沸かせる。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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