【MLB】ホワイトソックス-エンゼルス(5月1日・日本時間2日/シカゴ)
眼前で同僚が申告敬遠、燃えるチャンスにも快音は響かなかった。大谷翔平投手が「3番・DH」で出場し、4回表の第3打席で満塁のチャンスを迎えたが、ホワイトソックス先発・カイケルのスライダーを打ってファーストゴロに倒れた。メジャー初の満塁弾チャンスが潰えたこの結果に、ファンからもため息が漏れた。
初回、2番のトラウトが約131メートルの豪快弾。2死ながら二塁、三塁というこの好機では申告敬遠で勝負を避けられた。次にバッターボックスへ向かったのは大谷。解説の福島良一氏は「さあ、ここで大谷翔平、初の満塁ホームランのチャンスがやってきましたね!」と鼻息を荒くして解説し、ABEMAの視聴者も「ここで打てば最高」「グラスラチャンスや!!」「さぁ!さぁ!さぁ!」と期待のコメントを連投した。
カウント2-1と打者有利なカウントから大谷が放った打球は、一塁線上に転がりファーストゴロ、絶好のチャンスにあえなく凡退となった。視聴者からは「まだ本調子じゃないのかな」「相手の敬遠勝ちや」「力みすぎたか」「グランドスラムはお預け」「気合い入りすぎちゃったか」と次々に落胆した声が続いた。
ア・リーグの最優秀選手(MVP)となり、46本塁打と打ちまくった昨季には、大谷自身が一発長打を警戒され、申告敬遠を含む四球が続き、それによりエンゼルス打線が沈黙するという事態もあった。今季、復調を果たし、この日も途中まで2安打1本塁打と絶好調のトラウトが申告敬遠、相手バッテリーは大谷との勝負を選択、その策をまんまと成功させてしまった。大谷やそのファンにとっては悔しい場面となってしまった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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