これほどまでに大騒ぎになっていたスーパーレジェンド棋士を、ファンも見たことはないだろう。将棋界の早指し団体戦「第5回ABEMAトーナメント」の予選Aリーグ第3試合、チーム羽生とチーム三浦の対戦が4月30日に放送された。この第8局、仲間の佐藤紳哉七段(44)が相手のリーダー三浦弘行九段(48)を相手に奮闘していたところ、最終盤に咄嗟に指した手が王手になった。これに羽生九段が虚を突かれたのか「王手!な、な、なんと。ひえー、ひえー、ひえー」とパニックのようなリアクションを見せ、ファンも大きな驚きと笑いに包まれた。