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 「週刊少年ジャンプ」で連載され、現在単行本が17巻まで発売されている「チェンソーマン」(作・藤本タツキ)は、2022年7月13日から原作第二部が「少年ジャンプ+」にて連載開始、2022年10月よりTVアニメが放送された人気作です。

チェンソーマン 全話配信中
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 本記事では「チェンソーマン」作者である藤本タツキ氏のプロフィールや過去作品についてなど紹介します。

目次

  • 「チェンソーマン」作者・藤本タツキ氏のプロフィールと経歴は?
  • 「チェンソーマン」作者・藤本タツキ氏はどんな人?
  • 「チェンソーマン」作者・藤本タツキ氏の作品は?
  • 藤本タツキ氏はTwitterをやっている?
  • Twitterアカウントが新設された理由は?現在は削除済み
  • 藤本タツキ氏は女性?男性?
  • 「チェンソーマン」作者・藤本タツキ氏まとめ

「チェンソーマン」作者・藤本タツキ氏のプロフィールと経歴は?

アニメ「チェンソーマン」チェンソーマン3話場面カット
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 秋田県にかほ市出身の藤本タツキ氏は1992年生まれで、2024年現在の年齢は32歳となります。幼少期は自然豊かな環境で育ち、秋田県立仁賀保高等学校を卒業後は、東北芸術工科大学美術家洋画コースに入学して油絵を学びます。

 17歳のとき漫画賞に短編作品「庭には二羽ニワトリがいた。」を投稿したことがきっかけで、「チェンソーマン」の担当編集となる林士平氏と出会い、タッグを組んで数多くのネームを手がけていくことに。大学在学中、第9回「クラウン新人漫画賞」に応募した「恋は盲目」が佳作を受賞したことで、同作が2014年に「ジャンプSQ.」に掲載され商業誌デビューを果たします。

 その後「ジャンプSQ.」での連載作品用として連載デビュー作となる「ファイアパンチ」を準備するも、最終的に2016年から「少年ジャンプ+」での連載がスタートしました。第1話公開後にSNS上で話題を呼び、「少年ジャンプ+」とともに多くの漫画ファンの注目を集めます。

 「ファイアパンチ」の担当編集であった林氏が「週刊少年ジャンプ」編集部へ異動したことに伴い、「週刊少年ジャンプ」2019年1号から「チェンソーマン」の連載がスタート。2021年2号までの間に第1部が描かれ、単行本も14巻発売されるヒット作となりました。

 「チェンソーマン」第1部連載終了後も、「少年ジャンプ+」にて「ルックバック」「さよなら絵梨」といった読み切り短編を発表していき、公開とともにSNS上で大きな話題を呼びました。独自の世界観によって描かれる藤本タツキ作品ですが、油絵ではなく漫画の世界を選んだのは「自分の感性をよりストレートに出せると思ったから」とのことです。

第1話 犬とチェンソー をみる
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少年ジャンプ+で連載中「SPY×FAMILY」
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「チェンソーマン」作者・藤本タツキ氏はどんな人?

アニメ「チェンソーマン」暴力の魔人11話場面カット
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 藤本タツキ氏の担当編集になったばかりのころの林氏は、メールと電話とのやり取りを重ねていきますが、2012年の1月1日の深夜1時ごろにネームを送ってきた藤本氏に対して「元旦になってすぐに完成したネームを送ってくる、随分とやる気にあふれた作家だな」と思ったそうです。また「荒くても気にせず作品を送ってくる人で、たくさん描く新人作家だった」とも林氏は語っています。

 非常にストイックに作品を手掛ける漫画家としての一面もありますが、林氏を驚かせたのが「ながやま こはる」名義のTwitterアカウントに関して。「ファイアパンチ」の連載直前にそのTwitterアカウントを見つけた林氏は「藤本くんの関係をうたっているやばいファンがいる」と、訴えることも視野に入れて真剣に相談したところ、藤本タツキ氏から「それ僕です」と切り出され、林氏は「めちゃくちゃ動揺した」とのこと。

 自身の名義ではなく、妹を名乗るTwitterアカウントを自作していた藤本タツキ氏のやばい一面が垣間見られるエピソードです。

 また、藤本タツキ氏は人気配信者の加藤純一氏の視聴者(通称・衛門)なのでは? という噂もWEB上に散見されており、「チェンソーマン」の本編中の描写から衛門であることを考察するファンも一定数存在します。

 一時期運用されていた藤本タツキ名義のTwitterアカウントでは、一番好きなジブリ映画として「もののけ姫」と「千と千尋の神隠し」を挙げており、スタジオジブリ関連のドキュメンタリー作品では、「ラセターさん、ありがとう」と「ポニョはこうして生まれた。 〜宮崎駿の思考過程〜」を挙げています。

「呪術廻戦」全話配信中
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「チェンソーマン」作者・藤本タツキ氏の作品は?

 藤本タツキ氏が手がけた連載作品は「ファイアパンチ」(単行本全8巻)、「チェンソーマン」(2024年6月現在単行本17巻)の2作となっており、そのほかは読み切り作品となっています。読み切り作品は「藤本タツキ短編集 17-21」「藤本タツキ短編集 22-26」にまとめられているほか、「ルックバック」が単行本として発売されています。短編集に掲載されている藤本タツキ氏の読み切り作品は、下記の通りです。

 「藤本タツキ短編集 17-21」掲載読み切り作品
・「庭には二羽ニワトリがいた。」(漫画賞初投稿作品)
・「佐々木くんが銃弾止めた」((第5回「クラウン新人漫画賞」審査員特別賞受賞作品)
・「恋は盲目」(第9回「クラウン新人漫画賞」佳作受賞作品)
・「シカク」

 「藤本タツキ短編集 22-26」掲載読み切り作品
・「人魚ラプソディ」
・「目が覚めたら女の子になっていた病」
・「予言のナユタ」
・「妹の姉」

 「チェンソーマン」の原作二部は2022年7月13日から「少年ジャンプ+」にて連載中で、漫画ファンの注目を集めています。また、「ルックバック」はアニメ映画化され、2024年6月28日から劇場公開されました。

漫画「チェンソーマン」の二部は7月13日より再開
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藤本タツキ氏はTwitterをやっている?

 藤本タツキ氏の名義ではTwitterをやっていないものの、先述の通り藤本タツキ氏の妹という体の「ながやま こはる」名義のTwitterアカウントを本人が運営していることが明らかになっています。小学3年生の女の子で授業によってTwitterのアカウントを作ったということで、「ファイアパンチ」と「チェンソーマン」が好きという設定です。

 Twitter上でも「ながやま こはるさんの中の人は、実は藤本タツキ先生らしいですよ。みなさんきっと驚かれたはず」「藤本タツキのヤバいところ、小学3年生の妹のながやま こはるって設定でTwitterアカウント作ってるってのに集約されてるからな」「ながやまこはるのお兄ちゃん、チェンソーマン第二部の前に長編読切作品を2つも出すのやばい」と、驚きとともにファンにも認知されています。

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Twitterアカウントが新設された理由は?現在は削除済み

 藤本タツキ氏は本人名義ではTwitterアカウントを持っておらず、「ながやま こはる」名義のTwitterアカウントを運営していましたが、「ながやま こはる」アカウントが凍結されてしまったことで、藤本タツキ名義のアカウントを新たに開設しました。

 藤本タツキ名義のアカウントのツイートでは、「ながやま こはる」名義のアカウントが凍結された原因として、Twitterの利用規約上利用できる年齢が13歳以上であり、小学3年生とされる「ながやま こはる」は規定の年齢に達していなかったと判断されたスクリーンショット画像を添付。凍結解除の申請をしつつも、解除されるまで一時的に藤本タツキ名義のアカウントで活動をすることをツイートしていました。

 本人確認の証拠として、「チェンソーマン」のボツカットイラストを投稿しており、「チェンソーマン」の担当編集者である林士平氏のアカウントによって本人確認がなされたことで、数多くのフォロワーを獲得しました。

 また、藤本タツキ名義のアカウントはあくまで一時的なもので、「ながやま こはる」名義のアカウントが凍結解除された場合は削除することを明言しており、ツイート内容もアニメ「チェンソーマン」の実況ツイートを行うものの消えてしまっても差し支えないものになるとしていました。

 そして2022年11月16日、「ながやま こはる」名義のアカウントが復活したことが担当編集・林氏のTwitterアカウントにて報告されました。あわせて予告通り、藤本タツキ名義のアカウントは削除されました。

藤本タツキ氏は女性?男性?

 藤本タツキ氏は漫画家になってから顔出しはしていません。しかし、単行本のカバーに幼少期のころの写真が掲載されたことやニコニコ動画に藤本氏がアップしたとされる実写動画があることから、女性ではなく男性であると言われています。

 また、「週刊少年ジャンプ」公式YouTubeチャンネルで『地獄楽』(作・賀来ゆうじ)の打ち首執行人・山田浅ェ門 佐切を藤本氏が描く企画動画では、顔出しこそしていないものの線画を描く藤本氏の腕が映し出されています。腕の太さや体格から男性であることはほぼ確実であると言えるでしょう。

「チェンソーマン」作者・藤本タツキ氏まとめ

 秋田県にかほ市出身で1992年生まれである藤本タツキ氏は、漫画賞への投稿を経て「ファイアパンチ」で連載デビューを果たし、「チェンソーマン」を手がけています。読み切り作品もSNS上で話題を呼んでいますが、自身の妹という設定のTwitterアカウントを手がけるなど、作者自身の常人離れしたエピソードでも人を惹き付けています。

 2022年10月から放送されたTVアニメ「チェンソーマン」で興味を持った方は、藤本タツキ氏が手掛ける漫画を読んでみてはいかがでしょうか。

(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA

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【動画】少年ジャンプ+で連載中「終末のハーレム」

アニメ『チェンソーマン』放送回一覧(動画リンクつき)

話数 サブタイトル(タップで動画へ) 見どころ
1 犬とチェンソー 忖度なしのMAPPAの全力
2 東京到着 エッチ確認!
3 ニャーコの行方 魔人との契約(揉み)
4 救出 夢バトルしようぜ!
5 銃の悪魔 エロいよ!!マキマさん
6 デンジを殺せ コベニが大暴れ!!
7 キスの味 そこはモザイクかかるのか…
8 銃声 襲撃前のBGMが美しい…
9 京都より コベニ無双!!
10 もっとボロボロ 超インテリ作戦、開始!
11 作戦開始 未来最高!!未来最高!!
12 日本刀VSチェンソー 綺麗な劇伴に汚い絶叫

無料でみられる「チェンソーマン」エピソード・見逃し配信一覧

チェンソーマン
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■アニメ『チェンソーマン』を配信中の主な動画配信サービス(2023年2月22日時点)
ABEMA、Amazon Prime Video、dアニメストア、Netflix、Hulu、U-NEXT、ほか

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「チェンソーマン」原作漫画

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