大谷翔平、6試合・26打席ぶりの今季10号！不振脱出へ豪快126メートル弾メジャー5年目で4度目の2ケタ本塁打

【MLB】エンゼルス－ブルージェイズ（5月29日・日本時間30日／アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し、1回の第1打席に6試合・26打席ぶりとなる今季10号ホームランを放った。前日までに5試合17打席ノーヒット（5四死球含む）と、今季ワーストの低調ぶりだったが、久々に豪快な一発。メジャーでは2年連続、5年目で4度目の2ケタ本塁打も達成した。打球速度は108.8マイル（175.1キロ）、飛距離413フィート（125.9メートル）だった。

【動画】大谷翔平、今季10号は豪快126メートル弾

　大谷は前日までに182打数44安打9本塁打、打率.242の成績だったが、最近7試合では21打数4安打1本塁打、打率は.190と2割を切る不振だった。さらにこの5試合では17打席ノーヒット（5四死球含む）とバットから快音が聞かれなかった。5月26日（日本時間27日）の試合では、投打二刀流として先発登板もしたが、試合序盤から感じた腰の張りにより、終盤で途中交代。翌日の試合は代打出場に留めることもあった。

　長いシーズン、4分の1を過ぎたところだが、大谷は守備につかないDHとはいえ、試合出場を優先し続けている。チーム49試合目で46試合目のスタメン出場、投手としても8試合に先発していることを考えれば、チームNo.1のタフネスと言ってもいいだろう。試合に出ながら調子を取り戻そうという中での一発で、年間では162試合換算で33.1本のペースに。一度当たり始めれば止まらなくなる大谷だけに、すぐに今季11号のビッグアーチも生まれそうだ。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）