大谷翔平に“超お得意様”現る相手エース、大谷に打たれた6安打が3本塁打含む全て長打

【映像】ABEMAでみる

ABEMAプレミアムなら無料見放題!!

『追っかけ再生』で試合中でも最初から試合を見られる！

ABEMAでみる

【MLB】エンゼルス10－11ブルージェイズ（5月29日・日本時間30日／アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し、今季10号、11号と2本のアーチを放った。大谷の1試合2本塁打は今季3度目、メジャー通算9度目。また、ブルージェイズ先発のベリオスからは通算14打数6安打3本塁打となった。

【動画】大谷翔平に2本塁打を浴び唖然とするベリオス

　大谷はこの試合、1回の第1打席でベリオスから右中間スタンドに飛び込む先制ソロを放つと、3回の第2打席でもベリオスから今度はセンターの頭上を超える一発。1本目はカーブを、2本目は93マイル（約150キロ）の直球をいずれも完璧に捉えた当たりで、相手エースを打ち砕いた格好となった。

　ブルージェイズのベリオスは、プエルトリコ出身で大谷と同年齢のエース。ツインズでデビュー2年目の2017年に14勝8敗、防御率3.89の成績を残すと、短縮シーズンとなった2020年を除き毎年2ケタ勝利を挙げており、昨季途中でブルージェイズに移籍しているが年間では合計12勝を挙げている。一方、大谷とはこの試合の前まで12打数4安打、打率.333と大谷に軍配。しかも本塁打1本に二塁打3本と4安打すべてが長打という内容で、大谷にとっては相性のいい相手だった。その相性そのままに、この日も2打席で2本塁打。これで実に14打数6安打、打率.429。6安打すべてが長打でうち3本がホームランと完全な“お得意様”となった。

　5月に入り調子を上げてきたと思われた大谷だったが、最近7試合で21打数4安打1本塁打、打率.190と不振に陥っており、ここ5試合では四死球も含め17打席ノーヒットと絶不調だった。しかし、この日2アーチと復調。お得意様との対戦で、感覚を取り戻したようだ。昨季13本塁打と大爆発した6月を前に、いいきっかけとなったに違いない。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）