将棋の藤井聡太王位(竜王、叡王、王将、棋聖、19)への挑戦者を決める「お〜いお茶杯王位戦挑戦者決定戦」が5月31日に行われ、豊島将之九段(32)と池永天志五段(29)が現在対局中だ。両者初手合いの本局の戦型は「角換わり」になった。豊島九段が2期連続で挑戦者となるか、池永五段が初のタイトル戦の舞台に上がるか、注目の一局となっている。
豊島九段は、2018年の第59期王位。昨年は復位をかけて藤井聡太王位へ挑戦した。結果は1勝4敗で奪取とはならなかったが、再び王位獲得を目指し2期連続で挑戦権獲得を狙っている。積極的な指し筋が魅力の居飛車党でファンも多く、トップ棋士の代表格だ。
対する池永五段は、全棋戦を通して初の挑戦者決定戦に臨んでいる。2期連続で王位リーグ入りを果たし4勝1敗の好成績で白組優勝を飾った。紅組優勝者の豊島九段に勝てば自身初のタイトル戦出場と六段昇段が決まる。この大一番を制し、是が非でも藤井王位への挑戦権をつかみたいところだ。
持ち時間は各4時間で、振り駒の結果、先手は豊島九段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
豊島将之九段 親なんそば、おにぎり
池永天志五段 ざるそば、おにぎり
【昼食休憩時の残り持ち時間】
豊島将之九段 3時間44分(消費16分)
池永天志五段 2時間46分(消費1時間14分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)