将棋の王座戦挑戦者決定トーナメントが6月2日に行われ、渡辺明名人(棋王、38)と石井健太郎六段(30)が、現在対局中だ。矢倉で始まった一局は、午後6時からの夕食休憩までに82手目まで進行し、形勢は渡辺名人が有利。持ち時間では石井六段がややリードしている。歴代4位のタイトル31期を誇る渡辺名人だが、過去の対戦成績では弟弟子の石井六段に2連敗中。王座挑戦に向けて、白熱の夜戦を制すのはどちらか。