王座挑戦に近づくのは 渡辺明名人、弟弟子・石井健太郎六段に形勢有利で夜戦突入/将棋・王座戦挑決T
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 将棋の王座戦挑戦者決定トーナメントが6月2日に行われ、渡辺明名人(棋王、38)と石井健太郎六段(30)が、現在対局中だ。矢倉で始まった一局は、午後6時からの夕食休憩までに82手目まで進行し、形勢は渡辺名人が有利。持ち時間では石井六段がややリードしている。歴代4位のタイトル31期を誇る渡辺名人だが、過去の対戦成績では弟弟子の石井六段に2連敗中。王座挑戦に向けて、白熱の夜戦を制すのはどちらか。

【中継】王座戦挑戦者決定トーナメント 渡辺明名人 対 石井健太郎六段

 渡辺名人は5月29日に行われた名人戦七番勝負第5局で、斎藤慎太郎八段(29)を下して名人3連覇。会心とも言える内容で防衛を果たし、現将棋界の超トップクラスの実力を証明した。年明けから続いたタイトル戦も一段落し、2022年の後半は次なるタイトルへの挑戦を目指す対局が続く。石井六段は、偉大な兄弟子との直接対決になったが、過去2連勝している相性のよさを活かして、ベスト4進出を果たせるか。

 現在は3連覇中の永瀬拓矢王座(29)が保持。藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、19)が同トーナメント1回戦で敗れ、早々に姿を消している。ベスト4を決めているのは豊島将之九段(32)と、渡辺名人・石井六段の勝者が対戦する大橋貴洸六段(29)。あと1枠は木村一基九段(48)と阿久津主税八段(39)の勝者になる。

 持ち時間は各5時間で、先手は渡辺名人。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。

【夕食の注文】

渡辺明名人 注文なし 石井健太郎六段 にぎり上

【夕食休憩時の残り持ち時間】

渡辺明名人 1時間2分(消費3時間58分) 石井健太郎六段 1時間41分(消費3時間19分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)

【中継】王座戦挑戦者決定トーナメント 渡辺明名人 対 石井健太郎六段
【中継】王座戦挑戦者決定トーナメント 渡辺明名人 対 石井健太郎六段
【中継】王座戦挑戦者決定トーナメント 渡辺明名人 対 石井健太郎六段