将棋の順位戦A級1回戦が6月17日に行われ、佐藤天彦九段(34)と稲葉陽八段(33)が対局を行っている。佐藤九段の先手番で、戦型は「相掛かり」となった。2017年、第75期名人戦七番勝負を戦った両者がどのような戦いを繰り広げるかに注目が集まっている。
佐藤九段は前期の順位戦A級で6勝3敗。開幕時点での順位を3位とした。一方、稲葉八段は2期ぶりのA級の舞台。昨期はB級1組で9勝3敗の好成績を挙げて1期でA級復帰を決めた。本局の戦型は「相掛かり」に。午前中は互いに慎重なペースで指し進められている。
順位戦A級は、10人の棋士が参加する総当たりのリーグ戦。成績最上位者が、渡辺明名人(棋王、38)への挑戦権を得る。今期は佐藤九段、稲葉八段のほかに前期挑戦者の斎藤慎太郎八段(29)、糸谷哲郎八段(33)、豊島将之九段(32)、広瀬章人八段(35)、永瀬拓矢王座(29)、佐藤康光九段(52)、菅井竜也八段(30)、藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、19)が出場。6月9日に行われた永瀬王座対豊島九段の一戦は、永瀬王座が勝利した。全員がタイトル戦の大舞台を経験しており、どの対戦カードも大注目を集めそうだ。
持ち時間は各6時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
佐藤天彦九段 サーモンステーキ&カニクリームコロッケ盛り合わせ
稲葉陽八段 ぶっかけそば定食(肉めし)
【昼食休憩時の残り持ち時間】
佐藤天彦九段 5時間10分(消費50分)
稲葉陽八段 5時間10分(消費50分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)