【MLB】マリナーズ1-4エンゼルス(6月16日・日本時間17日/シアトル)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場して今季5勝目を挙げた試合で、投手として球審の判定に苦慮した大谷がイニング間に球審と言葉を交わした後、その後のマウンドで今度は際どいボールをストライクとコールされるシーンがあった。これには解説を努めた紀田彰一氏も「ボールかなと思ったはずですけど、助かりました」と苦笑した。
大谷の今季11度目の二刀流マウンドは、球審がコールする定まらないゾーンが悪目立ちする展開となってしまった。1回の投球でいいところに決まったように見えたボールをストライクと取ってもらえず不満げな表情を見せた大谷は、イニング終わりで球審のもとに向かい声をかける。しばらく言葉を交わした後笑顔を見せた大谷だったが、続く2回のマウンドでも先頭打者に対し外に入ったかに見えたスライダーをボールと判定されてしまう。しかし4球目、今度は外にわずかに外れたボールを球審がストライクコール。これには実況も思わず「ここは……入ってますよ!」と驚き、紀田氏も「取りましたね、今。大谷もボールかなと思ったはずですけど、助かりました」と困惑した様子を見せた。
実況が「球審とは戦ってはいけないんですが、ちょっと何か言葉を交わしたというシーンもありました」と指摘したように、球審とのコミュニケーションが判定に影響していると感じた人は多かったよう。実際にMLBの公式データサイト「Baseball Savant」で公開されたデータによるとボール1~1個半ほどアウトコースに外れていた。
これには試合を中継したABEMAの視聴者から「そこは取るんかい」「異次元ストライクゾーン」「この審判おもしろ」といったツッコミのようなコメントのほか、「さっき間違えたから帳尻合わせとか」「プラマイゼロ」「御免なさいストライク?」「辻褄合わせんなよ笑」といった声が飛んだ。
その他、「せめて統一して笑」「大谷混乱」「バッターも混乱するわ」など選手も困るというコメントも。この後も判定に対する疑問の声は上がり続けた。球審にミスがあるのは仕方ないこととはいえ、あまりにも球審の判定が目立つ試合となってしまった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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