【MLB】マリナーズ1-4エンゼルス(6月16日・日本時間17日/シアトル)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場し、今季5勝目を挙げた試合で、大谷が投じた外から内に入ってくるキレのいいスライダーに全く手が出ずに見逃し三振に倒れた相手打者が“ポカン顔”を浮かべ、実況が「笑って驚いたような顔をしていた」と指摘する一幕があった。
問題のシーンは4回裏マリナーズの攻撃。1死一塁で打席に入ったのは、6番・トランメル。2回に迎えた第1打席では、大谷が投じた87.6マイル(約141キロ)のスプリットにバットが空を切り、空振り三振に倒れていた。
4回の打席ではスライダーを2球続けた後、一転して胸元をえぐるような96.1マイル(約155キロ)のストレートでファウルを打たせて2ストライクに追い込んだ大谷。4球目の勝負球であるスプリットがワンバウンドで2-2、さらに5球目のストレートが引っかかって内に外れてフルカウントとなった。
バッテリーが6球目に選んだのは、外から鋭く曲がって内に入ってくるスライダー。これに全く手が出なかったトランメルは球審のコールを聞くまでもなく自ら打席を外し、ベンチへと引き上げていった。
ベンチに戻る際、トランメルがお手上げといった様子でポカン顔を浮かべると、ABEMAで実況を務めた槇嶋範彦アナが「今日はこのスライダー。外からのキレ。ここしかないところ」と称賛。さらに「笑って驚いたような、そんな(顔をしていた)」と続けると視聴者からも「外スラいいね」「きれっきれやな」「あいつやばいなって顔してた」などの反響が寄せられた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





