打ち取られた分は奪い返す!投手・大谷翔平が今季90奪三振 打者としての三振数を超える“奪三振マシーン”化 年間ペースは初の200個超
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 エンゼルスの大谷翔平投手が6月22日(日本時間23日)に行われたロイヤルズ戦に「2番・投手」で先発出場し、投手として8回2安打無失点、自己最多の13奪三振で今季6勝目を挙げた。打者としては2つの四球を選び3打数1安打で3出塁。見逃しと空振り、計2つの三振があった。この試合を終えて「投手・大谷」は今季奪った三振は90個、「打者・大谷」が喫した三振は77個。「三振」ということだけにクローズアップすれば、打者で取られた分を、投手としてそれ以上に奪い返すという、投打二刀流ならではの数字が出た。

【動画】大谷翔平、切れ味抜群の変化球で奪った三振

 1回、この試合1つ目の三振を奪ったところで、メジャー通算300奪三振をマークした大谷。最速99.9マイル(160.8キロ)の速球もあったが、とにかくよかったのが変化球。立ち上がりはスライダー、中盤はスプリット、終盤はカーブというように、イニングを追うごとにバランスを変え、その全てが制球もキレも抜群。コースぎりぎりに決めての見逃し三振、変化の大きさでバットが空を切る空振り三振と、どんどん三振の山を築いた。

 一方、打者としては前日に特大の14号、15号という2本の3ランを含み計8打点と大爆発したが、2回に内野安打でヒット1本を稼ぐと、その他は四球2つと三振2つ。それでもどの打席でも相手投手にかけるプレッシャーは相当なもので、トラウトやウォルシュといった主力打者が休養した影響もあってか、相手バッテリーも無理な勝負はしないという配球も見られていた。

 「投手・大谷」と「打者・大谷」の三振数を年度別に見てみる。投打二刀流としてフル稼働した2021年シーズンは、投手として156奪三振だったが、打者として189三振した。もともと打者として三振は少なくないタイプ。当てるよりもフルスイングしてこそ、メジャー屈指の打球速度が生まれているため、今後もそれなりの数、三振をすることだろう。ただ今季は投手として90奪三振、打者として73三振。数字が逆転した。他のシーズンは「投手・大谷」がフルで活躍できなかったため、いずれも打者として奪われた三振の方が多い。今季になって初めて、自分が三振した分、お釣りが出るほどマウンドで奪っていることになる。

 打者としてスランプに陥り、三振が続くと「扇風機」などと揶揄されることもあるのは人気選手の悲しいところではあるが、今年に関しては「奪三振マシーン」としての活躍が勝っている。チーム72試合目で90奪三振は、年間162試合で換算すると202.5奪三振というペース。日本人選手としてはパドレスのダルビッシュ有が昨年、メジャー最速ペースでの1500奪三振を記録したが、大谷も偉大な先輩に続き、まずは年間200奪三振を目指したい。
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