これは合宿か、それとも集中講座か。将棋界の早指し団体戦「第5回ABEMAトーナメント」の予選Dリーグ第2試合、チーム天彦とチーム稲葉の対戦が6月25日に放送され、チーム天彦がスコア5-2で快勝、予選1位通過を決めた。熱戦も多く見応え十分の試合だったが、とにかく特徴的だったのが全7局、戦型が全て「相掛かり」だったこと。プロの間で近年、飛躍的に指されることが増えた人気の戦型に、解説の棋士からは視聴者に向けて「微妙な違いがわかればプロ」というコメントまで飛び出した。