【MLB】エンゼルス-ホワイトソックス(6月29日・日本時間30日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場。今季7勝目を目指して今季13度目となる二刀流でのマウンドで6回途中、今季最多タイとなる108球を投げ、11奪三振無失点の快投を披露。7勝目の権利を持ったままマウンドを降りた。初回の立ち上がりでは2本のヒットを許し、2人のランナーを背負ったものの、終わってみれば3奪三振。この日一つ目となる三振を奪ったシーンでは、その後の圧巻の“奪三振ショー”を予感させるワンシーン、一球があり、視聴者が騒然となる一幕もあった。
先頭のアンダーソンにライト前ヒットを許した大谷は2番・モンカダを空振り三振に取って1アウトに。続く3番・ロベルトも二者連続の空振り三振に斬って取って2アウトとした大谷だったが、4番・アブレイユにライト前へ運ばれて2死一、二塁のピンチを背負ってしまう。
しかし、このピンチで5番・シーツと対戦した大谷は6球目、90.2マイル(約145キロ)のスプリットでこの試合早くも3つ目の三振を空振りで奪って初回のピンチを切り抜けた。最後の一球がハーフスイングになったことを受け、大谷は「スイングだ!」と言わんばかりに右指を突き上げ、雄叫びも上げて球審に猛アピール。大谷の気迫に呼応するように球審は二度、右腕を力強く握りしめた。
この初回の攻防で、ファンの注目を集める一球があった。それはこの日一つ目の三振を奪った2番・モンカダとの対戦でのこと。2-2からの7球目、大谷が投じた87.9マイル(約141.5キロ)のスプリットは、ややインコース寄りの甘い高さから手元で“ストン”と落ちる見事な一球。これをスイングしたモンカダは大きくバランスを崩し、片ヒザをついてスイング。当然、バットは空を切って空振り三振に倒れた。
初回から11個の奪三振ショーを記録した大谷。その幕開けとなった三振に対して、試合を中継したABEMAの視聴者からは「すげぇ落ちた」「凄い落差w」「スプリットえぐ」「いいスプリットだ」など、驚きの声が殺到していた。
なお、この日の大谷は今季自己最速タイとなる101マイル(約162.5キロ)、連続無失点も自己最長の22イニングまで伸ばした。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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