【MLB】アストロズ8-1エンゼルス(7月1日・日本時間2日/ヒューストン)
 あまりにも完璧なインパクトに14奪三振の好投手は諦め、相手チームのファンも沈黙だ。エンゼルス大谷翔平投手は「3番・DH」で先発出場し、1回の第1打席に2試合ぶりとなる今季18号の先制ソロを放った。フルカウントから真ん中低めのスライダーに対して、全くフォームを崩されることなく、鋭く振り抜きすくい上げ打球は、アストロズファンで埋まったライト席上段に飛び込む120.1メートルの豪快弾。打った瞬間、大谷もお得意の「確信歩き」をする文句のつけようもない一発に対して、アストロズの先発・ハビアーもすぐに悟ったような諦め顔になった。