出口若武六段「一番いいところを回してもらった」 ベテランとの攻防戦制し初勝利 ファン「いい笑顔だなあ」「キラキラやな」/将棋・ABEMAトーナメント 将棋稲葉陽,佐藤康光 2022/07/05 12:55 拡大する 将棋界の早指し団体戦「第5回ABEMAトーナメント」の予選Dリーグ第3試合、チーム稲葉とチーム康光の対戦が7月2日に放送された。ABEMAトーナメント初出場の出口若武六段(27)が、個人3戦目して待望の初勝利。チームの予選突破を決める大一番で百戦錬磨のベテラン棋士を破り、笑顔がはじけた。【動画】笑顔がはじける出口若武六段 チーム稲葉4連勝で、勝てば予選突破の大勝負は出口六段に任された。対するはチーム康光の郷田真隆九段(51)。タイトル6期のトップ棋士で、今期の予選Dリーグ第1試合では個人3連勝を飾る大活躍を見せた。両者は初手合い。郷田九段は「出口さんは居飛車の正統派。よく研究が行き届いているイメージがある」、出口六段は「郷田先生は本筋派で格調が高い。鋭くて本当にトップ棋士の先生。精一杯ぶつかっていきたい」と互いの印象を語った。 続きを読む