【MLB】エンゼルス0-2レンジャーズ(7月28日・日本時間29日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「1番・投手」で先発出場、投手として6回を投げ8安打2失点11奪三振と粘ったが、味方の援護に恵まれず今季6敗目(9勝)を喫した。勝てば自身メジャー初の10勝目、1918年のベーブ・ルース(13勝・11本塁打)以来104年ぶりとなる「2ケタ勝利・2ケタ本塁打」の大記録達成だったが、惜しくも2試合連続で持ち越しに。なお打者としては4打数無安打で、自らを援護する一発は放てなかった。
力を込めた投球も、気持ちの溢れるスイングも、あと少しだけ勝利に届かなかった。投手としての大谷は1回、いきなり立ち上がりから3者連続安打を許す無死満塁のピンチを招いたが、いきなりギアを上げて声を出しながら力投。3者連続三振を奪い、早速球場のボルテージを上げた。2回以降もレンジャーズ打線を封じていたが4回、先頭のローにスライダーが甘く入ったところを痛打されて、先制のソロを浴びた。5回にも1点を失ったものの、仲間の援護を待つように力投を続け6回までに11奪三振。6試合連続2ケタ奪三振をマークしたが、6回までに逆転はならず、勝利投手の権利は得られなかった。
打者としての大谷は第1打席、第2打席と引っ掛けたゴロに倒れていたが、第3打席はセンターのフェンス手前まで届く大飛球。第4打席もバットに当たった瞬間は大きなアーチを描くかと思われたが、打球の角度がつきすぎてしまいライトフライに倒れた。
結果的には投手として2連敗を喫することになった大谷ではあるが、99回1/3と規定投球回数に達し、奪三振率13.14は両リーグトップに。今後も同様のピッチングが続けば、いずれはベーブ・ルースに並ぶ記録を打ち立てることだろう。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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