【MLB】ヤンキース1-0ロイヤルズ(7月28日・日本時間29日/ニューヨーク)
ホームラン数で今季のメジャートップに立つヤンキースの主砲ジャッジが2番・DHで出場。本拠地のヤンキー・スタジアムで9回にサヨナラとなる39号ソロホームランを放った。ア・リーグのランキングでは2位のアストロズ・アルバレスの29本を大きく上回る成績で独走中。なお、エンゼルスの大谷翔平は21本で現在9位につけている。
両軍無得点のまま迎えた9回。ロイヤルズは右腕バーローに3番手が任された。1死走者なしで、打席にはジャッジ。なんとか試合を動かすべく、93マイル(153キロ)のストレートを豪快に一振り。センター左のスタンドに飛び込むサヨナラホームランで試合を決めた。
昨シーズンの自身のホームラン数に並ぶ39号に、スタジアムに詰めかけた地元ファンは総立ちに。2017年のシーズンでは、52本塁打でア・リーグの本塁打王を獲得したジャッジだが、今季のペースはそれ上回る勢いでホームランを量産しており、再びの王座奪還を期すファンからは「MVP」コールが沸き起こった。100試合を消化したヤンキースにとっては今季12度目のサヨナラで、そのうち3本をジャッジが放っている。
打球速度は109.6マイル(176.3キロ)、飛距離は431フィート(131.3メートル)の豪快な一発で試合を決めたジャッジは、「準備していた。シンプルに行くことだけ考えていた」と冷静にコメント。MVPを期待する声にも「一試合一試合行くだけ」とはにかみながら声援に応え、主役の存在感を見せつけた。この劇的な結末に、視聴者からは「あああああ!」「サヨナラ!お疲れ様でした!」「ジャッジこええーー!!」と驚きの反応が多数寄せられていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)



