さすがにお疲れ？大谷翔平、降板後ベンチで疲労困憊の表情視聴者も「大丈夫？」と心配

【MLB】エンゼルス1－3アスレチックス（8月3日・日本時間4日／アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・投手」で先発出場。104年ぶりとなる「2ケタ勝利・2ケタ本塁打」に期待がかかった試合だったが、6回途中3失点でリードを許したまま降板しこの日も偉業達成はならなかった。現地映像では、ベンチに下がった大谷が疲れた表情でうなだれながら首をひねる様子が捉えられていた。

【映像】大谷降板後ベンチで見せる表情は...?

　3回以降毎回ヒットを打たれる苦しいピッチングながら、エラー絡みの1点に抑えていた大谷だったが、1－1の同点で迎えた6回に捕まってしまう。この回先頭のラウレアーノにヒットで出塁を許すと、3番マーフィーに2ランホームランを打たれアスレチックスに勝ち越されてしまった。その後2アウトまでこぎ着けたもののローリーを四球で歩かせ、続くピンダーにはライトへ運ばれてしまい2死一・二塁とピンチを迎えたところで無念の交代となった。

　打線の援護もなく、大谷の104年ぶりの偉業達成はまたもや持ち越しに。開幕投手としてマウンドに上がったシーズン最初の試合からほとんど休むことなく二刀流で出場を続ける大谷は、この日がチーム最多となる101試合目の出場。投手として6連勝を記録するなど7月13日（日本時間14日）には9勝目を挙げていたが、前回登板では6回2失点11奪三振の粘投も報われず6敗目を喫するなど2試合足踏みが続いていた。この日も3失点で負け投手となり、3度目の正直ならず。ベンチに戻った大谷は疲労困憊の表情でしばらく座ると、うなだれながら自身の投球に納得がいかなかったのか首をひねる様子が見られた。

　この様子にABEMAの視聴者も「大谷疲れが見える」「今日は調子悪かったなあ」「大丈夫かなあ」といった心配するコメントのほか、「おつかれ大谷、次は頼むで、、、」「7度目の正直に期待しよう」など、昨年も3度阻まれた偉業達成を期待する声が上がった。

　この日の大谷は、初回こそ三者凡退に2奪三振と上々の立ち上がりを見せたが、全体的にリズムが悪くヒットも多く許している。99球投げた中で、最速は99.2マイル（時速約159.6キロ）。100マイル（時速約161キロ）に達しなかったのは6月22日（同23日）のロイヤルズ戦以来6試合ぶりとなった。また、これまでは投手として降板後もDHとして試合出場を続けてきたが、この試合では降板後に回ってきた打席で代打を送られている。トラウトやレンドンなど主力不在が続くチーム状況にあって投打に渡ってチームを引っ張ってきた大谷だが、さすがに疲労が溜まっているのかもしれない。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）