【MLB】マリナーズ-エンゼルス(8月7日・日本時間8日/シアトル)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し、5回の第3打席にレフト前ヒットを放ち、3試合・12打席ぶりの安打を記録した。大谷は今季106試合目の出場で100安打をマーク。メジャーでは2年連続3度目となる大台を達成した。
可能な限り試合に出続ける大谷は、この試合で43試合連続のスタメン出場。完全オフは3試合だけ、代打出場も2試合あり、完全オフは6月17日(日本時間18日)のマリナーズ戦以来1度も取らず、今季106試合目の出場となっていた。
この試合では第1打席にセカンドゴロに倒れると第2打席の直前には相手投手と交錯し、左足を強く踏まれるアクシデント。直後の打席では1球ごとに踏まれた箇所を気にする様子も見せると、結果的には空振り三振に倒れ、ベンチ内でも表情を歪める様子が見られていたが、関係者やファンの不安を吹き飛ばす一打となった。
今季通算は392打数99安打、打率.253だが、前日行われたマリナーズとのダブルヘッダーでは計9打席に立ち、7打数無安打1四球1犠飛。さらに前々日の試合では今季ワーストとなる1試合4三振を喫している。それでも角度のついた打球を飛ばした時の迫力は十分。日本人選手としてはイチローを超えるメジャー通算118本塁打も時間の問題と言われている。
なおチーム109試合目での100安打到達で、年間162試合に換算すると148.6本というペース。昨季、メジャー最多の155試合に出場し、自己最多の138安打・46本塁打を放ったが、今季はホームランペースこそ劣るものの、安打数については自己記録の更新にも十分期待ができる。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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