大谷翔平の同僚スアレス、気迫の続投志願に視聴者から大声援「がんばれスアレス！」「いけるぞスアレス！」

【MLB】アスレチックス0－1エンゼルス（8月8日・日本時間9日／オークランド）

　エンゼルスの大谷翔平投手が今季4度目となる完全休養となった試合で、エンゼルス先発のスアレスが7回を2安打無失点に抑える好投を見せた。球数が90球を超えた7回、四球を与えたところでネビン監督代行がマウンドに向かうもスアレスは気迫あふれる表情で続投を志願。この様子にABEMAの視聴者から応援コメントが続出した。

【映像】ネビン監督代行の激にスアレス「行けます！」

　初回にレンヒーフォのソロホームランでエンゼルスが1点を先制すると、その後は投手戦となり1－0のまま7回を迎えた。エンゼルス先発のスアレスはこの回、2死走者なしからアスレチックス6番のブラウンをフルカウントまで追い込んだものの四球を与えてしまい、2死一塁と同点のランナーが出てしまった。この試合最大の山場に、ベンチからネビン監督代行が飛び出すとスアレスのいるマウンドに駆け寄っていく。

　今季最高のピッチングで今季最長イニングを投げ終わろうとしていたスアレス。1点もやれない場面で自身としては絶対に中途半端にマウンドを譲りたくなかったのだろう。一方、ネビン監督代行も投手交代のタイミングを見極めなければならない。投手交代を告げるやり取りになる可能性もあった中で、ネビン監督代行が何事かスアレスに問いかけると、スアレスが強い口調と気合の入った表情でそれに答えるといったやりとりがマウンド上で繰り広げられた。

　もちろん内容まではわからないが、「いけるか？」「いけます！」「次出したら交代だぞ！」「OK！」といったものだったと推測されるやりとりがあった後、スアレスが続投。この様子にABEMAの視聴者も「がんばれスアレス！いける！」「いこう！よく言った」「スアレスかっこよ」「この姿勢をみたかった」「気持ち強い」「スアレス男になれ」「こんなスアレスが見れるなんて」といった応援コメントが多く見られた。

　結局スアレスは続く打者に対し、ファールで粘られたものの最後は空振り三振に切って取り、キャリア最多タイの8奪三振で7回を抑えきった。スアレスの気迫の続投に、「スアレス、めっちゃ自信になるやん！」「ナイスピッチ！！」「こっちが泣きそうw」など心を打たれる視聴者も多く見られた。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）