【MLB】アスレチックス1-5エンゼルス(8月9日・日本時間10日/オークランド)
エンゼルスの大谷翔平投手がアスレチックス戦に「2番・投手」で先発出場し、6回無失点の好投でキャリアハイとなる10勝目を挙げた。この日25本目を積み上げたホームランとあわせ「2ケタ勝利・2ケタ本塁打」という偉業を1918年にベーブ・ルースが記録して以来104年ぶりに達成した。
エンゼルスは3回にフレッチャーのタイムリーで1点を先制すると、5回にウォードの3ランで3点を追加。7回には大谷が試合を決定づける25号ソロを放ち、5点をリードする。投げては大谷が痛めた左足に打球が直撃するアクシデントがあったものの、6回を投げ切りアスレチックス打線散発4安打0点に抑える力投。7回からは2番手ハーゲットが、8回途中からは3番手のキハダがリードをしっかりと守りきり、エンゼルスが5-1で勝利した。10勝に到達した大谷は、9勝目を挙げてから3度足踏みをしていた104年ぶりとなる「2ケタ勝利・2ケタ本塁打」の偉業をとうとう成し遂げた。
アメリカにおける最も偉大なスポーツ界の英雄の1人であるとされるベーブ・ルースは、本格的に打者に転向する前の数年間、投打二刀流の活躍をしており、1918年に「13勝・11本塁打」の記録を残している。同一シーズンでの2ケタ勝利・2ケタ本塁打を記録したのは140年を超えるメジャーリーグの歴史の中でもこの年のルースだけであり、ルース自身も1度しか記録していない。大谷は2014年に「11勝・10本塁打」で日本のプロ野球初となる2ケタ勝利・2ケタ本塁打を記録すると、2016年には「10勝・22本塁打」で2度目の2ケタ勝利・2ケタ本塁打を達成。メジャー移籍後は昨年「9勝・46本塁打」というとてつもない成績は残したが、あと一歩及ばなかった。そしてこの日、ついに104年ぶりとなる快挙達成となった。
ベーブ・ルースという偉大なレジェンド以来となる記録に、達成の瞬間を見ていたABEMAの視聴者からは「見れて良かった」「世紀の瞬間!」「歴史に立ち会いました」「一世紀ぶりですよ」「大谷くんが伝説になったーー!」「大谷翔平は日本の英雄」など感慨深げなコメントが殺到。さらには「100年後も語られる選手だ」「そして今後出るのもまた100年以降であろう」といった声や「10勝・25本はえぐい 無条件でMVP」「もう殿堂入りでいいよ」という声も。「エンゼルスで10勝したのがすごい」といった意見もあった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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