好調・大谷翔平も戸惑った?回転だけして曲がらない変化球“抜けスラ”は魔球 西岡剛氏も「一番打ち難い球」 メジャーリーグベースボール大谷翔平 2022/08/20 12:22 拡大する 【MLB】タイガース0-1エンゼルス(8月19日・日本時間20日/デトロイト) エンゼルスの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場したこの試合、このところ打撃好調の大谷でさえも翻弄され、空振りした相手投手の“魔球”が注目を集めた。【映像】抜けスラに戸惑う大谷翔平 エンゼルスが1点を先制し、エンゼルス1-0で迎えた5回表・エンゼルスの攻撃。2死一塁の場面で迎えた大谷の第3打席で、マウンド上のタイガース先発・マニングが投じた初球は、スライダーでありながらも、内へと曲がらずに、そのまま外角高めへとストレートのように抜ける「抜けスラ」に。この一球を大谷は空振りし、カウント0-1となったが、実はこの「抜けスラ」、ボール自体はスライダー回転するために、打者目線では「スライダーにしか見えない」ボールであるものの、その軌道とタイミングを想定してボールを迎えると、予期せぬ軌道を描くため、打ちに行ったとしてもジャストミートするのが難しく、ある種の“魔球”と化している。なお、大谷は1-2からの4球目も「抜けスラ」を投げられ、あえなく空振り三振に倒れた。 続きを読む