瞬き厳禁！大谷翔平、超低弾道31号に里崎智也氏も「えぐかった。速すぎ」と脱帽打球速度179キロ、19度でホームランゾーンに激突

【MLB】エンゼルス－タイガース（9月5日・日本時間6日／アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場し、3回の第2打席に31号2ランを放った。打球速度111.4マイル（179.3キロ）、19度、飛距離382フィート（116.4メートル）という超低弾道の31号だが、あまりの勢いに球場のファンも騒然。中継の解説陣からも「えぐかった。速すぎ」と驚きの声があがるほど、瞬き厳禁の一発になった。

【映像】瞬きする間に飛んでいった大谷翔平の超弾丸31号

　1回の第1打席、外角低め変化球を右腕一本で振り抜きながらライトフェンス直撃の二塁打を放っていたが、第2打席は明らかに初球のストレートを狙っていた。ほぼ真ん中に入ってきたところをハードヒットすると、打球の方向は第1打席とほぼ同じだったが、速度と角度がまるで違った。ややラインドライブがかかったように見えたものの、それでも勢いが勝り、打球はそのままフェンスの上に引いてあるホームランゾーンを示す黄色のラインの上を直撃。一瞬、打った本人もその他の選手もフェンス直撃だったかと勘違いするほどで、塁審がホームランのジェスチャーをしたことで、ようやく大谷もダイヤモンドを1周し始めるほどの衝撃弾だった。

　これにはABEMAの中継で解説をしていたNPBの元名捕手・里崎智也氏も仰天。「えぐかったですね。速すぎましたね。一発で仕留めたところが素晴らしい。甘い球が何球も来るわけじゃないんで」と絶賛すると、日米のプロ野球で活躍した川崎宗則氏も「見てのとおりすごいバッティング。初球を狙ってましたね」と高く評価していた。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）