大谷翔平の超速31号相手投手も諦め顔で振り返った時にはもうフェンス間近「覚悟した顔ｗ」とファンも笑いと同情

【MLB】エンゼルス10－0タイガース（9月5日・日本時間6日／アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場し、3回の第2打席に今季31号となる2ランを放った。打球角度は19度と低かったものの、打球速度111.4マイル（179.3キロ）という猛烈な勢いで飛び出したのを目の当たりにした相手投手は、半ば諦めたような表情で振り返り、打球の行方を見つめることに。ファンから「覚悟した顔ｗ」と、その表情に対して笑いと同情が寄せられた。

【映像】大谷翔平に打たれた瞬間、諦め顔になった相手投手

　もう打球を目で追うこともしたくなかったかもしれない。それだけ強烈な打球だった。第1打席でライトフェンス直撃の二塁打を打たれたのは、タイガース先発のアレクサンダー。第2打席では、第1打席に打たれた変化球ではなく、ストレートで入ることを選択した。ところがこれがど真ん中に入り、大谷にとっては絶好球。せめてコースぎりぎりを突いて投げられればホームランにはならなかったかもしれないが、完璧に打ち返されると、アレクサンダーの思いとは裏腹に、そのまま打球はライトフェンスの上部にあるホームランゾーンを直撃した。

　あまりの打球の速さに、大谷もフェンス直撃かどうかわからず二塁ベース付近まで全力疾走することになったが、誰よりも「打たれた…」と確信していたのがアレクサンダー。大きな打球音がした瞬間、すぐにうなだれるような表情で振り返るしかなかった。ABEMAの中継を見ていたファンからは「最高やんw」「ミサイルみたいな打球ｗ」と仰天のコメントが寄せられるとともに、がっくりとしたアレクサンダーに対しては、強打者・大谷を相手にしないといけないことに、同情の声も多かった。

　なお、大谷は第4打席にもこの日2本目となる32号。メジャー通算500安打を、豪快な一発で飾り、エンゼルスの大勝に貢献した。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）