【MLB】エンゼルス6－1アストロズ（9月10日・日本時間11日／ヒューストン）
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場したこの試合。大谷が投げ込んだスライダーのあまりの変化に元NPBの名投手が「これスゴイ曲がってますね…」と思わず絶句する一幕があった。
問題のシーンは5-1でエンゼルスがリードの3回裏、試合中継の映像が突如後ろからのアングルとなった。この際、大谷が投じた87.4マイル（約140キロ）のスライダーは、まるで特殊技術で作られた映像のように“ギュイン”と大きく曲がってキャッチャーミットに収まった。
MLBの公式データサイトによると、11インチ（約28センチ）の横すべり。この変化球を見たNPBで通算85勝、最多勝や最多勝率のタイトルも獲得した解説の館山昌平氏は「スゴイ曲がってますね…」と思わず驚きの声。さらには今も独立リーグなどでバッティングピッチャーを務めている元投手としての心理からか「握りを見てみたいですね」と興奮しきりだった。
その後の投球で大谷は、スライダーとは逆方向に曲がる高速ツーシーム（シンカー）も披露。空振り三振に倒れた巧打者・アルトゥーベはただただ苦笑いを浮かべていた。相手打者を翻弄する大谷の投球に視聴者からは「当たるわけないな あれは」「シンカーとスライダーとかムリ」など、驚きと賛辞が続いていた。
なお、今季24度目となる二刀流のマウンドに上がった大谷は5回79球を投げ1失点。自己最多となる今季12勝目（8敗）を挙げたが、6回の投球練習中にマメが潰れたことを訴えて緊急降板している。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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