【MLB】アストロズ-エンゼルス(9月11日・日本時間12日/ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し、1回の第1打席に3試合ぶりとなる今季34号となる先制2ランを放った。12戦で7本目と量産モードに入っている大谷は、これで年間162試合換算では39.3本ペースまでアップ。昨季、今季の2シーズンでは大谷以外、誰も達成ができなそうな「2年連続40本塁打」の可能性も膨らんできた。打球速度100.5マイル(161.7キロ)は、飛距離388フィート(118.3メートル)。右手一本で振り払うように打った打球がフェンスを超える、パワーとテクニックが合わさった一発だ。
大谷の前日までの打撃成績は491打数131安打86打点、打率.267で33本塁打。8月末からホームラン量産モードに入り、前日までの直近11試合では6本塁打。ライト、センター、レフトと全方向に打ち分け、前日の試合でもあと少しでホームランという大きな飛球を放っていた。
前日には投手としてもマウンドに上がった大谷は5回を投げた6安打1失点7奪三振の好投。メジャーでは自己最速となる101.4マイル(163.2キロ)も計測すると、シーズン終盤から投げ始めたツーシームの威力も十分。6回のマウンドに上がった直後、右手のマメをつぶした影響から降板したが、トラウトの6試合連続となる34号3ランなどもあり、12勝目を手にした。登板翌日には毎回疲労が心配されるところが、本人は元気に出場。今回で登板翌日のホームランは7本目を数えた。
ア・リーグではヤンキースのジャッジが55本塁打を放ち、大谷は激しいMVP争いを繰り広げている。注目ポイントである「規定打席&規定投球回」のダブル達成に向けては、前日に5回を投げたことで年間の規定投球回「162」まで、あと21回に。規定打席はクリア済みで、残り3~4試合と見られる登板機会で規定投球回に届くかぎりぎりなところ。ただ、ダブル達成を成し遂げた上で、2年連続40本塁打まで届いたとなれば、いよいよ大谷の2年連続MVPを推す声も大きくなるところ。昨季40本塁打以上放った選手は大谷を含めて5人だけだが、今季も40本に手が届きそうなのは大谷だけ。今季は「飛ばないボール」も話題になったが、その影響も吹き飛ばす活躍が続いている。
なお、大谷はこの2ランで日米通算で500打点を達成。続く第2打席では二塁打を放ち、日米通算800安打も記録している。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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