＜大相撲九月場所＞◇十三日目◇23日◇東京・両国国技館
前頭三枚目・玉鷲（片男波）が、前頭十枚目・錦富士（伊勢ヶ濱）を突き落としで下し、単独首位を守った。勝利した瞬間、土俵に倒れ込んだ錦富士を玉鷲が押し潰すような格好になり、視聴者から「押し潰したぞw」 「ペシャリ」「圧縮された」といったコメントが寄せられた。
立ち合い、勢いよく前に出た錦富士だったが、玉鷲はその力を利用し、錦富士を突き落としで土俵に沈めた。玉鷲は11勝目、錦富士は4敗目を喫した。
ABEMAで実況を務めた舩山陽司アナウンサーは勝敗が決まった瞬間「玉鷲、上から潰しました。錦富士は思い切って飛び込みましたが、玉鷲は上手く反応しました」とアナウンス。一方、同じく解説を務めた元栃東の玉ノ井親方は「玉鷲は踏み込まれてますね。立ち遅れたのか、相手の圧力を感じたのか、普段の玉鷲の感じではないと思います。踏み込みは錦富士が良かったのではないでしょうか。多分本人はそれほど良い取組ではないと思っているのかと」と指摘していた。
一方、首位を走る“37歳の鉄人”玉鷲の勝利を受け、相撲ファンからは「強いな～」「すごい玉ちゃん」「玉鷲このまま行くかな」などの声が寄せられた。（ABEMA『大相撲チャンネル』）
