“37歳の鉄人”前頭三枚目・玉鷲（片男波）が平成31年の初場所以来、2度目の優勝を決めた。優勝インタビューに応じると、人柄がにじみ出るような笑顔こぼれる内容に。相撲ファンからは「かわいい」「いつものかわいいモードに再突入」「ほんわかしちゃって、泣けてきちゃうなぁ〜」「若いし強いし全然アラフォーに見えない」などの感想がネット上に寄せられた。
秋場所は横綱・照ノ富士（伊勢ヶ濱）が両膝のけがのため十日目から休場。大関・正代（時津風）は九日目に負け越しが決まり、来場所は自身5度目のかど番で迎える。また、大関・御嶽海（出羽海）は十一日目に負け越しとなり、関脇転落が決定している。
上位陣が振るわない中、平幕の玉鷲は横綱・3大関を撃破するなど、好調をキープ。12勝2敗で迎えた千秋楽では、1差で追う前頭四枚目・高安（田子ノ浦）に何もさせず、押し出しで下した。「勝った瞬間はどんな気持ちでしたか？」と優勝インタビューで聞かれると「やったぞ」と笑顔で答え、国技館を沸かした。「（ファンの）皆さんが熱い応援をしてくれたので、しっかり応えるように相撲を取りました」と感謝も忘れなかった。（ABEMA『大相撲チャンネル』）
