大谷翔平、“ノーノー級”快投翌日もバットで快音 1回の第1打席にライト前ヒットで自己最長更新の15試合連続安打

【MLB】エンゼルス－レンジャーズ（9月30日・日本時間10月1日／アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場し、1回の第1打席にライト前ヒットを放ち、自己最長記録を更新する15試合連続安打をマークした。前日には投手としても先発登板し、あとアウト4つでノーヒットノーランという快投を見せたが、疲れも感じさせずバットで快音。打撃でも変わらぬ好調さを見せた。

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　大谷は前日、今季27試合目の先発登板で8回2安打無失点10奪三振の好投で15勝目。8回2死までノーヒットノーランという圧巻の内容だった。注目される「規定打席＆規定投球回」のダブル達成にも、規定投球回まであと1回と迫り、10月5日（日本時間6日）に予定されている今季最終戦での先発で、快挙達成が確実視されている。

　投手として最高のシーズンを送る中で、打者でも今季はシーズン終盤に調子を上げてきた。8月の打率.317に続き、9月も.304で2カ月連続で月間打率3割超え。直近7試合でも27打数10安打、打率.370をマーク。今季通算でも561打数154安打94打点、打率.275 で34本塁打とメジャーでも屈指の強打者と呼べる数字をしっかりと残している。

　チームはこの試合を含めて残り6試合。2年連続40本塁打にはあと6本と苦しくなったが、2年連続100打点にはあと6打点で、1試合で3打点、4打点といった荒稼ぎができれば、大台到達もまだ可能性がある。「規定打席＆規定投球回」のダブル達成が、ヤンキースのジャッジとのア・リーグMVP争いにおける最大のポイントではあるが、少しでも数字を積み上げることで、現地記者による票の数にも影響が出そうだ。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）