「ちょっと堅いな」一山本のアドバイスに兄弟子・松鳳山が苦笑い「反省してます」

＜大相撲十一月場所＞◇三日目◇15日◇福岡・福岡国際センター

　前頭十四枚目・一山本（放駒）と前頭十四枚目・東龍（玉ノ井）の取組直前、場所前インタビューに登場した一山本が「（松鳳山の解説は）ちょっと堅い」とアドバイス。これに元小結・松鳳山が「反省してます」と苦笑いを浮かべる一幕があった。

　ともに放駒部屋に所属する一山本と松鳳山。場所前インタビューで一山本は、兄弟子の松鳳山について「引退されても良い兄弟子としていつもアドバイスもらいながら頑張っています」とコメント。続けて松鳳山の解説について「（前回は）やっぱり真面目だったなって印象」と切り出すと、「なんかちょっと堅いなって印象があったので、もうちょっと柔らかく、いつも通りやればもっと面白いのに」と続け、「ふざけるわけじゃなくて、もうちょっと柔らかくやれればもっと面白いんじゃないかなと思っています。頑張ってください」と笑顔で“アドバイス”を送った。

　ABEMAで解説を務めた松鳳山は、これを受けて「ははは（笑）」と思わず苦笑い。「前回、たしかにちょっと堅かったかな。反省しています（苦笑）」と自身のトークを振り返った。さらに、ABEMAで実況を務めた髙橋大輔アナウンサーが「（一山本が）アドバイスをもらったと感謝していましたね」と話を振ると、松鳳山は「人の言うことは聞かないですよ（笑）」と弟弟子の素顔を明かした。

　一山本と松鳳山のほっこりするやりとりに、視聴者も「上からのダメ出しw」「兄弟子にアドバイスｗ」「かわいいやつ」「大物キャラ」「楽し過ぎる」「二人ともノリが合いそう」と大盛り上がりの様子をみせていた。

　なお、その後の取組で一山本は東龍に突き落としで敗れて1敗目。勝った東龍は1勝目を挙げた。（ABEMA／大相撲チャンネルより）